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186件の議事録が該当しました。

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1972-06-12 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第24号

政府委員松尾正雄君) 私の手元に古い資料がございませんので、看護婦関係につきましては、昭和三十五年に看護婦、准看護婦含めまして十九万五千人――十九万五千八百六十五人、それが四十五年末におきましては三十万三千人、これは就業人口だけでございまして、潜在看護を含んでおりません。こういうような状況でございまして、この三十万三千人になりました四十五年末の段階におきましての日本一般病院ベット数、これは百六万

松尾正雄

1972-06-12 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第24号

政府委員松尾正雄君) ただいまおあげになりましたような病院実態は、私どももさようなことだと存じております。ただ、わが国の全体のように、医療法施行規則等で、一定標準でございますけれども標準をきめておるという国は、ほとんどないようでございます。したがいまして、学会等がいろいろと御視察いただきましていろいろな資料を集めていただいて、そういったようなことが報告されております。したがって、日本全体

松尾正雄

1972-06-12 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第24号

政府委員松尾正雄君) ただいまのような現象が起こっていることを端的に申し上げれば、一つは、医師その他の診療に従事されている、そういう患者さんをいわば処理していかれる方々の数が相対的に足らない、こういうことが一つ。それからもう一つは、わが国医療需要というものが非常に大きな勢いで伸びておる。それには、保険制度の問題もございましょうし、国民の衛生知識の問題、あるいは交通機関その他の簡便さとか、いろいろな

松尾正雄

1972-06-10 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第23号

政府委員松尾正雄君) 先ほどお答え申し上げましたような対象患者を中心にいたしまして、その方々一つも漏れがあってはならない、こういう形で整備をしたいと考えております。したがいまして、私どもは、本年度ただいま、大体千五十五台というのが昨年の九月の実態でございますが、その後大体少しふえておるということで、約千百台等が日本現有勢力として考えてよかろう。これは少なめに考えております。残った必要台数、人員

松尾正雄

1972-06-10 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第23号

政府委員松尾正雄君) 患者調査によりまして、医療機関にかかっておりますじん疾患患者数を最初に申し上げますと、大体三万九千から四万というところでございます。四十四年は四万五百四十名、四十五年は四万五千四十五名と多少多くなっております。  それから死亡者でございますが、大体一万名前後でございまして、四十三年は一万八十名、四十四年一万五十四名、四十五年は下がりまして九千百八十八名、こういうことでございまして

松尾正雄

1972-06-10 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第23号

政府委員松尾正雄君) いわゆる言語治療士につきましては、まだわが国制度がございません。厚生省でも知能訓練あるいは言語治療あるいは聴能、――耳のほうの訓練こういったものの検討会を四十年から専門家を集めましてやりましてようやく結論がだんだん出てまいりました。  その中で知能訓練は御承知のように制度化いたしたわけでございますが、ただいまその言語治療土というものについて最後の詰めをいたしております。大体

松尾正雄

1972-06-07 第68回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

松尾政府委員 おっしゃるとおりだと存じます。われわれもさらに、先ほど申しましたような線を含めまして、十分努力したい。特に、中原所長からもお話しのように、わが国でとにかく世界に先がけているようないい研究も出てきているわけでございまして、私どもはやはりそういったものに着目しながら、国際的な意味からいっても、そういうものを伸ばすべきじゃないか、かように存じております。

松尾正雄

1972-06-07 第68回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

松尾政府委員 ことしの要求は正確に覚えていませんが、研究費要求はたしか六億から七億の台であったと存じます。それが昨年の約三三%増ということで、ことし初めて大願にふえまして、二億七千八百万程度研究費特別研究費としてついております。そういったような状況でございます。  それからなお、がんセンターについては、人の増員というような問題がございます。これはたしか二十二、三人の最終的には要求であったと思

松尾正雄

1972-06-07 第68回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

松尾政府委員 私どもとしましては、その一つは、先ほど来いろいろと御議論がございましたように、ガン研究自身の問題の推進をはからなければならない。特にこの問題につきましては、基本的な、基礎的な問題は主として文部省系統費用でございますが、さらにいわば臨床的な問題そういったものに関連します分野は主として厚生省が担当すると、こういうことでございまして、先ほど来いろいろなお話がございましたように、私どももやはりもっとこの

松尾正雄

1972-06-06 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第20号

政府委員松尾正雄君) 私どもも、急性の病人と違いまして慢性の方々というのは、特に食事というものには非常に関心があり、かつまた、楽しみでもあるわけでございます。そういう意味で、療養所給食というものには特別にやはりこまかい配慮をやるべきだということを念頭に置いております。いま残飯の話も出てまいりましたけれども、ただいま私ども全国的に国立療養所として把握いたしておりますのは、大体一〇%ないし一二%

松尾正雄

1972-06-06 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第20号

政府委員松尾正雄君) 御承知だと存じますが、健康保険の点数がいろいろときめられましても、基準給食費については、一定のカロリーなり、たん白なり、そういったものを保たなければならないと、こういう制限はあるわけでございます。ただし、そのために幾らの材料費を各病院が使わなければならぬかということは、保険のほうでは何も規制されておりません。したがいまして、適当なそういう所要量が確保できる費用を各病院は組むと

松尾正雄

1972-06-02 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第33号

松尾政府委員 じん不全の場合においては、いま先生、例をあげられましたように、腹膜灌流という方法、これは血液透析が普及してまいりましたときには、血液透析ほどの非常に大きなケースは、たくさんはないと存じますけれども、しかし血液透析以外に、たとえば水分を除去するとかいうような作用といたしましては、非常にすぐれた面がございます。したがいまして、いま御指摘のように併用する場合もございます。また単独で、それ自体

松尾正雄

1972-06-02 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第33号

松尾政府委員 人工透析をいたします患者さんの対象をどの程度に把握するか、そこから問題が出てくるわけでございます。昨日も申し上げておりましたように、私どもわが国じん学会方々十分相談をいたしまして、一応の目安といたしましては、一年間のじん疾患による死亡患者、これを基礎にいたしましたときに、その三割というものが、わが国ではこの透析対象として必要である、かような見解に達した。この点は、昨日も申し上

松尾正雄

1972-06-02 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第33号

松尾政府委員 身体障害者等対策に関連いたしまして、ただいま先生指摘のような各種専門家というものが必要でございます。すでに御承知のとおり、特に医師等につきましては、いろいろな養成増加計画もすでに動いておるわけでございますが、やはり欠陥といたしまして一番足りませんのが、理学療法あるいは作業療法に従事いたします専門家でございます。現在のところ理学療法の免許を持った人がわずか千二百四十八名、作業療法士

松尾正雄

1972-06-01 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第32号

松尾政府委員 どういう患者人工じん臓にかけるかというのは、まさに個々の医学的な判断によらざるを得ないと思います。しかしながら私ども一つ予算の中でもこの透析基準化ということについて検討するような項目を設けておりますのは、せっかく始めますこの対策というものを医学的な面から見ましてもできるだけ効果的にやりたい、そういう意味でいろいろの医学界知識を集めまして、一つのガイドラインと申しますか、一つ

松尾正雄

1972-06-01 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第32号

松尾政府委員 第一点のほうから申し上げますと、御承知のように、人間は新陳代謝が行なわれておりますから老廃物が出てまいります。それの一番わかりやすいものは、血液の中に炭酸ガスが含まれまして、これが肺にまいりまして、肺で炭酸ガスを出して酸素を入れ込む、これが一つの問題になります。もう一つ、ほかのそういうガス化できないような老廃物、尿素その他のほうは、これはじん臓ですべてこされて外に出される、こういう機能

松尾正雄

1972-05-30 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第18号

政府委員松尾正雄君) やはり病院事情によりましては、先ほども申し上げましたかもしれませんが、その病気がやはり治療によってうまく回復する方を先に入れてそして回転をしたい、こういう気持になることは私当然だと思います。ただ、お年寄りだからただ何でも敬遠しますという空気は、現にもうございません。また、現にお入りいただいても、病気のことでございますから、途中で悪くなって長くなるということも当然のことであるわけであります

松尾正雄

1972-05-30 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第18号

政府委員松尾正雄君) 第一点のほう、差額ベッドの問題。本来は保険の問題ではございますけれども医療機関の問題でございますから、私から申し上げます。  やはりいま御指摘のように、差額ベッドしかあいてないじゃないかという御指摘もあると思います。しかし、実態といたしましては、実は差額特別室というのがほとんどあいてない。入りたいんだけれども、まだあかないのかというおしかりを受けるということが非常にわれわれの

松尾正雄

1972-05-25 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第17号

政府委員松尾正雄君) いまの福島大学ケース等もよく当たってみたいと思います。おそらくいまの御指摘のようなものが大学病院という、付属病院という特殊性からいろいろな患者が緊急に来るという事態のために起こってくるのか、あるいは少し口の悪いことを申し上げますけれども、大体大学先生方というのは、少しかって過ぎる。自分の思いのままのところにいろんな診療をやればいい、そういう傾向がないわけでもない。そのことがそういういろんな

松尾正雄

1972-05-25 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第17号

政府委員松尾正雄君) 私どもは、その争議中に、夜間の勤務ができない、いろいろな看護体制ができないという事情のために、やむを得ずいわゆる外泊許可を与えた患者さんがいるようでございます。そういった点について私どもが県を通じまして報告を求めたところでは、いわば主治医が一一排菌状態、からだの状態というものを確認した上で認めておる。決していたずらに出しておるものではございません。したがいまして、その外泊

松尾正雄

1972-05-25 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第17号

政府委員松尾正雄君) 茨城県のこの両病院におきましては、私どもの受けております報告では、いま御指摘看護婦さんの定員も全部年々ふやしております。で、定員はやはり増員をしておりまして、ただその充足率が必ずしも一〇〇%いかない。したがいましてその定員はふやしておりますけれども、完全には埋まらない。ただ、埋まらない形でも、歴年見ますと、前よりも実体は、実質はふえておる。こういう形にはなっておるようでございます

松尾正雄

1972-05-24 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第29号

松尾政府委員 京都府内にございます国立病院は三つございます。一日一人当たりの診療費、四十六年五月分でございます。京都病院ですと、入院の場合三千六百九十一円、舞鶴病院が二千六百七十八円、福知山が三千六百八円。全国国立病院の平均が三千二百八円。それから政管健保の全国の場合は、ちなみに申し上げますと、三千六十七円ということで、京都病院が高い、福知山舞鶴はむしろ低いという現象が出ております。ただ、この

松尾正雄

1972-05-24 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第29号

松尾政府委員 医療機関分布あるいは医者分布を公平にするということは、私どもはこういう医療保険の万全な運営というものの前提といたしまして、非常に大事な問題であると思います。ただ、この問題は非常にむずかしい問題がございます。従来も、たとえば過剰地区といったようなところに、医師なり医療機関の集中を排除するというような意味での病床規制というようなものも行なわれてまいりました。また、それと同時に、公的な

松尾正雄

1972-05-19 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第28号

松尾政府委員 まず二八問題については、勧告を受けました国立医療機関、これは先生も御承知かと思いますが、三カ年計画増員措置をとって、それは一応できるような体制をとっておるわけでございます。それから、全般的には、そういうものについて、これが勧告を受けた設置主体でなくても当然こういうものが波及する。したがって、そういうものを前提に置いて、念頭に置いて、やはり養成計画を立てなければならぬ、これがわれわれのいき

松尾正雄

1972-05-19 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第28号

松尾政府委員 いわゆる二八問題は、医療法標準とされている四人に一人という、その数だけあればやれるというものではございません。これはもっと頻度の高いといいますか、密度の高い看護婦配置ということにならなければ、いわゆるほんとう意味の二八というものはできません。ただ人事院勧告にもございますように、すべてすみからすみまでそういうことが必要だという趣旨ではございません。やはり必要な病棟においては二八をやらなければならぬ

松尾正雄

1972-05-19 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第28号

松尾政府委員 医師につきましては、大体昭和六十年末における人口十万単位医者の比率、これは大体一五〇を目標にするということで最低限度目標というふうに考えております。  それから歯科医師につきましては、世界的に見て、一般医師の大体三分の一というのが普通の常識とされておりますので、ただいま申しました一五〇という線から見れば、大体人口十万単位五〇というのを目標にしております。  それから理学療法作業療法関係

松尾正雄

1972-05-18 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第27号

松尾政府委員 私ども、先ほど申し上げましたように、少なくとも特別の予算をとりまして、そういう消火設備の万全を計画してやったわけでございまして、私自身はそういうつもりで、大体この問題が行き渡ったというように考えておりまして、またことしの二月には、私の名前をもちまして、特に国立病院関係につきましても、火災予防対策の徹底ということで、いろんな点検も命じておるわけでございます。いま御指摘のような点を私が掌握

松尾正雄

1972-05-18 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第27号

松尾政府委員 病院自体が、御承知のように避難階段等設備ということにつきましては、医療法で特別の規制がございますが、そのほかいまの御指摘のような避難の用具というものも、それぞれ定められた部分については、私どもも全部整備するように努力したつもりでございます。  なお、一つ一つ病院で、はたして、それがあるかどうか、いまの御質問に対しては、いま直ちにその結果をここに持っておりませんが、私どもとしては常々

松尾正雄

1972-05-18 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第27号

松尾政府委員 国立病院防火体制につきましては、ただいま御指摘のような、一つ消火関係のいろいろな設備という問題がございます。これも消防法政令等改正になりまして、新たにいろいろな器具、たとえばベルでございますとか、誘導灯でございますとか、いろいろなものが事こまかに改正されましてきめられておりますが、私どももこの改正が行なわれましてから直ちに、やはりそのための特別予算要求いたしまして、たしか昨年

松尾正雄

1972-05-12 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第25号

松尾政府委員 四十五年の末で全国柔道整復師を開業しているという方が六千九百七十四名でございます。  お尋ねのレントゲンの問題でございますが、これはもう御承知のとおり、レントゲン柔道整復師は使ってはいけない、こういうことになっております。われわれのほうも、何台持っておるかということは、あり得べからざることでございますので調べてはございません。

松尾正雄

1972-05-11 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第24号

松尾政府委員 看護要員増員につきましては、特に勤務条件改善というようなことを目標にいたしまして、私どもは四十五年から三カ年計画ということで一応の目標を立ててまいったわけでございます。四十七年度におきましては、ただいま先生指摘のように、約二千名弱という要員でございます。四十五年、四十六年、それぞれやはり増員につとめまして、三カ年間に約四千七十六名という増員をはかってまいっておるわけでございます

松尾正雄

1972-05-10 第68回国会 衆議院 商工委員会 第18号

松尾政府委員 おっしゃるとおりの問題だと存じますが、国立病院一つとりましても、それを全科目を置いて総合病院化すると申しましても、なかなかそれだけの要員を確保することは御指摘のとおりむずかしい問題がございます。しかしながらそういう各科にわたりますところの医療需要がありますことは御指摘のとおりでございます。したがいまして、いま御指摘のように、やはりその親元になりますところからひとつ十分に派遣をする定員

松尾正雄

1972-05-10 第68回国会 衆議院 商工委員会 第18号

松尾政府委員 離島もやはり医療の上におきまして非常に困難な僻地でございますが、ここに掲げてございますような診療所設置でございますとか、あるいは患者輸送車あるいは輸送艇、これは島の状況によりましては輸送車が必要な場合もありましょうし、輸送艇だけでいい場合もあろうかと思いますが、巡回診療でありますとか保健婦設置、こういったような対策を、離島のそれぞれの持っております条件に応じまして組み合わせてやっていくということが

松尾正雄

1972-05-09 第68回国会 参議院 社会労働委員会 第12号

政府委員松尾正雄君) 医療の中におきます薬の非常な重要性につきましては、先生十分御存じのことだと存じますが、率直に申しまして、いろんな治療内容改善されたという面では、薬の進歩発達というのは非常に大きな役割りを果たしている、これはもう否定のできない問題でございます。ただ、先ほど来いろいろ御指摘のように、副作用その他の問題が多数この薬というものについてまいります。これはやはり私も重視いたしておりまして

松尾正雄

1972-05-09 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第23号

松尾政府委員 生活保護法問題もからんでおりますけれども、御指摘国立病院に関連する問題でありますので、経過を一括して私から御答弁申し上げます。  患者さんのお入りになったのは昨年の十月でございますけれども、ほかから転院をしてこられた。それで当初におきましては、病院内で全部やるということでございますけれども、御主人のほうがどうしても家族を付き添わしてくださいということで、三月までは家族方々が了解を

松尾正雄

1972-05-09 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第23号

松尾政府委員 先ほど大臣おっしゃいましたように、基準看護の承認を受けておる病院でございますから、付き添いをつけるということは、これは保険法のたてまえからいっても違反であります。ただ実態といたしまして、非常に重症化いたしましたときに、いわゆる看護ということではございませんが、家族等がそばにいたい、これはやはり認めなければならぬ場合があると思います。そういうような形は国立病院の場合でもございまして、国公立

松尾正雄

1972-04-26 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第21号

松尾政府委員 こういう不安の問題というのは、おそらくいつという時限をもちまして一切解消するということはなかなか申し上げにくいと存じます。先ほど申しましたように、従来からいろいろな対策を取りまぜて、その地域でやらなければならぬ——私どもは率直に申し上げまして、過疎地域僻地に対してこの一つだけやればいいというきめ手というものはなかなかないのではないか。やはりその立地条件その他のことに応じまして、いろいろな

松尾正雄

1972-04-26 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第21号

松尾政府委員 ただいま過疎地区における医療の問題の実態について御意見、御質問がございましたが御指摘のように過疎地域においては特に老人が取り残されているというのが実態であろうかと存じます。いわば僻地医療対策といたしましては、従来からも屡次申し上げておりますように、いろいろな立地条件の態様に応じまして、あるいは診療所設置でございますとか、あるいはそういったところに診療所をつくりましても、親元病院との

松尾正雄

1972-04-24 第68回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号

政府委員松尾正雄君) ただいま御指摘いただきました国の雇用条件の問題、各種労働条件の問題あるいは特に具体的にあげられました看護婦不足による病床閉鎖の問題、労働基準法違反といったような御指摘の問題は、やはりすべて先ほど申しました病院管理運営というものの基本につながってきている条件でもあり、また、その結果でもあろうというふうに考えております。特に御指摘のございました看護婦の不足問題については、私たちもかなり

松尾正雄

1972-04-24 第68回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号

政府委員松尾正雄君) 病院管理といえば、非常に幅が広いものでございますが、まあかいつまんで申し上げますと、病院全体のまず基本的な運営方針、それからさらに人事管理と称される問題、それからいわば財務管理あるいは物品管理あるいは各種のいろいろな事務的な統計なり会計的な問題、それから非常に大事な問題としては、やはり診療関係診療管理です。診療自体が薬まで含めまして各検査施設その他も含めました組織の上でそれがうまくきちんといけるかどうか

松尾正雄

1972-04-22 第68回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第1号

政府委員松尾正雄君) 昨年たしか十一月の三十日に参議院の社労で御指摘をいただいたと思います。それで直ちに十二月三日――三日後に愛知県の衛生部長を直接厚生省に呼んでおります。そういたしまして、この病院につきましての改善措置ということをはかるべしということを指示いたしております。特に愛知県におきましては直ちにまた立ち入り調査も行ないました。そこで、指導いたしました点は、第一には医師等が足らない、これを

松尾正雄

1972-04-22 第68回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第1号

政府委員松尾正雄君) 医療法医療監視員による摘発件数は、ほんとうに告発したというのはきわめてわずかだと思います。ちょっと手元に正確な資料は持っていませんので、後ほどお答えいたしますが、医療監視員自体によりますものは実際にはそういう告発まで至っているものは非常に少ないというような実態でございます。

松尾正雄

1972-04-21 第68回国会 衆議院 社会労働委員会 第19号

松尾政府委員 ただいまの御指摘のように、広告内容がいまの医学進歩と分化という面から見ますと、そぐわない面がございます。当然、こういった点については、私どもも手を加えるべきだというふうに、御指摘のとおり考えております。また、広告自体が放任されますと、行き過ぎた広告でかえって患者さんが戸惑ってしまうという問題があります。  やはりこの二つの問題を兼ね合わせながら検討するということが、基本的な問題だと

松尾正雄